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コロナ禍の只中で自分の経営していた居酒屋も客足が途絶え、夏休みなのに子どもたちもどこにもいけない。
そんな状況を目の当たりにし、自分がプロデュースした弁当屋さんをやっている後輩と話している中で「これはたまったもんじゃない。何とか子どもたちを遊ばせたい」という話になりました。そこで、8月にはそのお店を使って子どもたち向けの小さなイベントを打つことに。そのことをInstagramで告知したところ、「子どもたちに景品をあげるんだったら使ってください」とゲーム機を提供してくださる方や、金魚すくい用の金魚を500匹ほどわざわざ内地に発注して入手してくださった方など、多くの方からご支援の声をいただきました。

5, 6名のメンバーと共に開催したこの企画、遊びに来てくれた子どもたちはとても楽しんでくれ、そんな子どもたちの姿を見て、「もっと大きくやりたい」と、すぐに動き始めました。そしてスポンサーの方々のご協力のもと、約2ヶ月後の10月16日、沖縄市コザのミュージックタウンで、1回目のティガニーフェスを開催。想定以上の来場者に恵まれ、集客としては大成功だったものの、「来てくれた子どもたち全員にあらゆるものが行き渡る」ということは叶わず、存分に楽しむことができなかった子どもたちが出てきてしまったという反省点とともに、次回はもっと大きな会場で、「来てくれた子どもたち全てが思う存分楽しめる」イベントを目指して準備を進めてきました。今回はこの与那原の地で、より多くの子どもたちの「楽しい」の声が聞きたい、そう思っています。

かつて青年会会長を長く務め、エイサーを通して地域の方々の喜ぶ顔に励まされてきた経験からも、私は子どもたちの喜ぶ顔がただ見たい。

沖縄にはさまざまな形で支援活動を行っている方が多くいます。また、まだきっかけがないだけで、支援活動をやりたいと思っている方が多くいるというのも、これまでの活動を通して感じてきました。今回のティガニーフェス2023が、”ティガニー”の輪を広げていく、手助けのインフラを整備していくことに繋がることを願っています。

ティガニーフェス2023実行委員長
沖縄サムライ　MG

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